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【技術】《トラヒック理論》(R3第2回-問5(4))転送遅延について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

IP電話の音声品質に影響を与えるIPパケットの転送遅延は、端末相互間の伝送路の物理的な距離による伝送遅延と、ルータにおける$\boxed{   }$による遅延が主な要因である。

セッション管理
モニタリング
キューイング
エコー
圧縮/伸張
解答 3

IP電話の音声品質に影響を与えるIPパケットの転送遅延の主な要因は以下の2つである。

  1. 端末相互間の伝送路の物理的な距離による伝送遅延: これは、データが物理的な距離を移動するのに要する時間を指す。
  2. ルータにおけるキューイングによる遅延: ルータは、ネットワーク上でデータを転送するための中継点として機能する。多くのデータが同時にルータを通過しようとすると、一部のデータは待機状態(キュー)になる。この待機時間がキューイング遅延である。
  • ①セッション管理や②モニタリングは、IP電話の音声品質に直接的な影響を与える要因ではない。
  • ④エコーは音声通話における問題の一つだが、転送遅延の主な要因とは言えない。
  • ⑤圧縮/伸張はデータのサイズを変更するプロセスを指すが、転送遅延の主な要因とは異なる。
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