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【技術】《端末設備の技術》(R2-第2回-問1(5))雷保護について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

JIS A 4201:2003建築物等の雷保護における用語の定義では、内部雷保護システムのうち、雷電流によって離れた導電性部分間に発生する電位差を低減させるため、その部分間を直接導体によって又はサージ保護装置によって行う接続は、$\boxed{   }$と規定されている。

受雷部システム
接地システム
等電位ボンディング
基礎接地極
環状接地極
解答 3

JIS A 4201:2003における雷保護の用語の定義に関する特性を以下のようにまとめます。

  • 等電位化の目的: 等電位化は、被保護物内での火災や爆発のリスク、また感電の危険を減少させるためのものです。これは、通信用接地や電力用接地の間の電位差をなくすことで実現されます。
  • 等電位ボンディング: 雷電流によって異なる導電性部分間に発生する電位差を低減するために、これらの部分を直接導体やサージ保護装置を用いて接続することを指します。

これらの解説を基に、選択肢を考慮すると、答えは③「等電位ボンディング」となります。JIS A 4201:2003において、雷電流による電位差の低減のための接続を「等電位ボンディング」と規定しているためです。

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