問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
低圧サージ防護デバイスとして低圧の電源回路及び機器で使用される電圧制限形SPD内には、非直線性の電圧ー電流特性を持つ$\boxed{ }$、アバランシブレークダウンダイオードなどの素子が用いられている。
| ① | エアギャップ |
| ② | ガス入り放電管 |
| ③ | バリスタ |
| ④ | 限流ヒューズ |
| ⑤ | サージ防護サイリスタ |
正解 3
圧サージ防護デバイスに関する特性を以下のようにまとめます。
- バリスタの特性: バリスタは、非直線性の電圧ー電流特性を持つ素子であり、異常電圧が発生した際に、その電圧をアースへ逃がす役割を持ちます。これにより、機器に危険な電圧が伝わるのを防ぎます。バリスタは、定電圧ダイオードのような機能を持ち、変化する抵抗器(バリアブルレジスタ)としても知られています。
これらの解説を基に、選択肢を考慮すると、答えは③「バリスタ」となります。低圧サージ防護デバイス内で非直線性の電圧ー電流特性を持つ素子としてバリスタが用いられているためです。
ポイント
- SPD(サージ防護デバイス)の分類と使用素子:
- 電圧制限形SPD(連続的にインピーダンスが低下する):
- バリスタ(MOV:金属酸化物バリスタ)
- アバランシブレークダウンダイオード
- 電圧スイッチ形SPD(瞬時に導通・放電状態へ移行する):
- ガス入り放電管(GDT)
- エアギャップ
- サージ防護サイリスタ
- 電圧制限形SPD(連続的にインピーダンスが低下する):
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| SPD (Surge Protective Device) | 雷サージなどの過渡的な過電圧から電気・通信機器を保護するサージ防護デバイス。 |
| 電圧制限形SPD | サージ電圧の増加に伴いインピーダンスが連続的に減少し、電圧を一定レベル以下に抑える特性を持つ装置。 |
| バリスタ | 印加される電圧によって抵抗値が非直線的に変化する電子部品。電圧制限形SPDの主素子として広く利用される。 |
| アバランシブレークダウンダイオード | 降伏電圧(アバランシ現象)を利用して、高速応答で電圧を一定値に制限する半導体素子。 |

