【技術】《総合デジタル通信》(R3第2回-問3(5))一次群速度について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

1.5メガビット/秒方式のISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースにおけるフレーム構成について述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A 1マルチフレームは193ビットのフレームを24個集めた24フレームで構成される。
B 4フレームごとのDチャネルビットで形成される特定の2進パターンがマルチフレーム同期信号パターンとして定義されている。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
正解 1

A 正しい。ISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースでは、フレームを繰返し周期125μs(8,000フレーム/s)で伝送するので、ラインビットレートは1,544kbit/sとなる。そして、このフレームを24個集めて1マルチフレームを構成しているため、1つのマルチフレーム中には24個のFビットがある。

B 1.5メガビット/秒方式のISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースでは、24個のFビットと、それに続く8ビット×24個のタイムスロットの合計193ビットで1フレームを構成する。Fビットには、FAS、eビット、mビットの3種類があるが、このうち、4フレームごとに出現する計6個のFASで形成される特定の2進パターン(001011)がマルチフレーム同期信号パターンとして定義され、これによりマルチフレームの同期がとられる。Dチャネルビットではない。

ポイント

  • 一次群速度インタフェース(1.5Mbps方式)のフレーム構造:
    • 1フレームの長さは 193ビット
    • 24個のフレームが集まって 1マルチフレーム(24フレーム)を構成する。
  • Fビットの役割:
    • フレーム同期、マルチフレーム同期、CRC誤り検出、リモートアラーム表示などに活用される。

重要用語

用語解説・特徴
一次群速度インタフェース (PRI)1.5 Mbpsの伝送速度を持ち、複数のBチャネルとDチャネル(例: 23B+D)を多重化して企業等で利用するインタフェース。
マルチフレーム複数のフレームを単位としてまとめたもので、制御情報の多重化や同期に用いられる構成。1.5Mbps方式では24フレームで1マルチフレームを構成する。
Fビット (フレーミングビット)各フレームの先頭に付加される制御用ビットで、フレーム同期や各種アラーム・誤り検出(CRC)などに使用される。
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