問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
1.5メガビット/秒方式のISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースにおけるフレーム構成について述べた次の二つの記述は、$\boxed{ }$。
A 1マルチフレームは193ビットのフレームを24個集めた24フレームで構成される。
B 4フレームごとのDチャネルビットで形成される特定の2進パターンがマルチフレーム同期信号パターンとして定義されている。
| ① | Aのみ正しい |
| ② | Bのみ正しい |
| ③ | AもBも正しい |
| ④ | AもBも正しくない |
正解 1
A 正しい。ISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースでは、フレームを繰返し周期125μs(8,000フレーム/s)で伝送するので、ラインビットレートは1,544kbit/sとなる。そして、このフレームを24個集めて1マルチフレームを構成しているため、1つのマルチフレーム中には24個のFビットがある。
B 1.5メガビット/秒方式のISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースでは、24個のFビットと、それに続く8ビット×24個のタイムスロットの合計193ビットで1フレームを構成する。Fビットには、FAS、eビット、mビットの3種類があるが、このうち、4フレームごとに出現する計6個のFASで形成される特定の2進パターン(001011)がマルチフレーム同期信号パターンとして定義され、これによりマルチフレームの同期がとられる。Dチャネルビットではない。
ポイント
- 一次群速度インタフェース(1.5Mbps方式)のフレーム構造:
- 1フレームの長さは 193ビット。
- 24個のフレームが集まって 1マルチフレーム(24フレーム)を構成する。
- Fビットの役割:
- フレーム同期、マルチフレーム同期、CRC誤り検出、リモートアラーム表示などに活用される。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| 一次群速度インタフェース (PRI) | 1.5 Mbpsの伝送速度を持ち、複数のBチャネルとDチャネル(例: 23B+D)を多重化して企業等で利用するインタフェース。 |
| マルチフレーム | 複数のフレームを単位としてまとめたもので、制御情報の多重化や同期に用いられる構成。1.5Mbps方式では24フレームで1マルチフレームを構成する。 |
| Fビット (フレーミングビット) | 各フレームの先頭に付加される制御用ビットで、フレーム同期や各種アラーム・誤り検出(CRC)などに使用される。 |

