PR

【技術】《接続工事の技術(Ⅰ)》(R4第2回-問7(3))スター配線工事について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

デジタルボタン電話装置のスター配線工事について述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A スター配線工事では、バス配線工事と同様、端末側に終端抵抗を設置しなければならない。
B 簡易二重床配線工事において、ユニット型のボタン電話用ケーブルは多対になるほどケーブル外径が大きくなり配線の取り回しに支障が生じるため、配線ケーブルルート上にブリッジタップを設けて心線の使用効率を向上する方法がとられる。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
解答 4

Aについて:スター配線工事は、各端末が中央のハブやスイッチに直接接続される方式であり、バス配線工事とは異なる。バス配線工事では、一つの通信路を複数の端末が共有するため、端末側に終端抵抗を設置する必要がある。しかし、スター配線工事では、各端末が独立して中央のハブやスイッチに接続されるため、終端抵抗の設置は必要ない。

Bについて:簡易二重床配線工事において、ユニット型のボタン電話用ケーブルの外径が多対になるほど大きくなるというのは正しいが、配線ケーブルルート上にブリッジタップを設けるという方法は、心線の使用効率を向上させるためのものではない。ブリッジタップは、信号の反射や減衰を引き起こす可能性があるため、適切に管理されなければならない。

タイトルとURLをコピーしました