出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から、「端末設備等規則」に規定する内容に照らして最も適したものを選び、その番号を記せ。
「絶縁抵抗等」について述べた次の二つの文章は、$\boxed{ }$。
A 端末設備の機器は、その電源回路と筐体及びその電源回路と事業用電気通信設備との間において、使用電圧が750ボルトを超える直流及び600ボルトを超える交流の場合にあっては、その使用電圧の2.5倍の電圧を連続して10分間加えたときこれに耐える絶縁耐力を有しなければならない。
B 端末設備の機器の金属製の台及び筐体は、接地抵抗が100オーム以下となるように接地しなければならない。ただし、安全な場所に危険のないように設置する場合にあっては、この限りでない。
| ① | Aのみ正しい |
| ② | Bのみ正しい |
| ③ | AもBも正しい |
| ④ | AもBも正しくない |
正解 2
- 記述Aについて(誤り)絶縁耐力の規定において、使用電圧が750ボルトを超える直流及び600ボルトを超える交流の場合にあっては、耐圧試験の電圧は使用電圧の「2.5倍」ではなく、正しくは「1.5倍の電圧を連続して10分間」加えたときに耐えるものでなければならないと規定されているため、この記述は誤りとなります。
- 記述Bについて(正しい)端末設備の機器の金属製の台及び筐体は、接地抵抗が100オーム以下となるように接地しなければならないと規定されており、安全な場所に危険のないように設置する場合の除外規定も含めて正確な記述であるため、こちらは正しいです(したがって、「Bのみ正しい」である②が正解となります)。
ポイント
- 高電圧(直流750V超、交流600V超)における絶縁耐力は、使用電圧の「1.5倍の電圧を連続して10分間」加えることに耐える必要がある。
- 金属製の台や筐体の接地抵抗は「100オーム以下」とする(安全な場所に危険のないように設置する場合等を除く)。
重要用語
| 項目 | 端末設備等規則における規定のポイント |
| 絶縁耐力(高電圧側) | 使用電圧が750V超(直流)及び600V超(交流)の場合:使用電圧の1.5倍の電圧を連続して10分間加えたときに耐えること。 |
| 金属製台及び筐体の接地 | 端末設備の機器の金属製の台及び筐体は、接地抵抗が100オーム以下となるように接地すること(安全な場所に危険のないように設置する場合を除く)。 |
法規.png)
