問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
パルス信号が伝送路などで受ける波形劣化の評価に用いられ、オシロスコープにデジタル信号の1ビットごとのパルス波形を重ね合わせて表示した画像は、一般に、$\boxed{ }$といわれる。$\boxed{ }$の振幅方向と時間軸方向の劣化状況から、劣化要因を視覚的に評価することができる。
| ① | テストパターン |
| ② | マスクパターン |
| ③ | アイパターン |
| ④ | ワイヤマップ |
| ⑤ | バスタブカーブ |
正解 3
パルス信号が伝送路を通過する際に、ノイズや伝送路の特性などの影響で波形が劣化することがある。この波形劣化の評価に用いられるのが「アイパターン」である。
アイパターンは、オシロスコープを使用してデジタル信号の1ビットごとのパルス波形を重ね合わせて表示したものである。このパターンは、ビット間のタイミングや振幅の変動などの劣化状況を視覚的に評価するのに役立つ。アイパターンの中央部分が「アイ」と呼ばれ、この「アイ」が開いているほど信号の品質が良いとされる。逆に「アイ」が閉じていると、信号の品質が悪化していることを示す。
したがって、選択肢の中で最も適したものは③「アイパターン」である。
ポイント
- アイパターンの見方:
- 「目」の開きが大きいほど通信品質が良好であり、雑音や波形歪みが大きくなると目が潰れていき、誤り率の増加を予測できます。
- 評価できる項目:
- 振幅方向の劣化(雑音やジッタの大きさ)、時間軸方向の劣化などを視覚的かつ総合的に評価可能です。
重要語句
| 用語 | 解説・特徴 |
| アイパターン (Eye Pattern) | デジタル信号の波形をオシロスコープ上で重ね合わせたもの。人間の「目」の形に似ていることからこう呼ばれる。 |
| 符号間干渉 | 波形の裾野が前後のパルスに影響を及ぼし、波形が変形して識別が困難になる現象。 |
| ジッタ | デジタル信号の時間軸方向の揺らぎや変動。アイパターンの「横方向の閉じ具合」に影響する。 |

