【技術】《ネットワーク技術》(R1第2回-問4(4))IP電話について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

IP電話の音声品質に影響を与えるIPパケットの転送遅延は、端末間の伝送路の物理的な距離による伝送遅延と、ルータなどにおける$\boxed{   }$による遅延が主な要因となる。

セッション管理
モニタリング
エコー
キューイング
圧縮/伸張
正解 4

IP電話の音声品質に影響を与える要因として、IPパケットの転送遅延が挙げられる。この転送遅延は主に以下の2つの要因に起因する。

  1. 端末間の伝送路の物理的な距離による伝送遅延: これは、信号が物理的なメディア(例:光ファイバーや無線)を伝播するのにかかる時間を指す。
  2. ルータやスイッチにおけるキューイング遅延: これは、パケットがルータやスイッチのバッファ(キュー)に一時的に保持される時間を指す。ネットワークの混雑状態や、その他の理由で、パケットは一時的にキューに格納され、順番が来るのを待つことがある。この待ち時間がキューイング遅延である。

したがって、選択肢の中で最も適したものは④「キューイング」である。

ポイント
  • IP電話の遅延要因:
    • 物理的な伝送距離による「伝送遅延」、ルータ内でのパケット処理による「処理遅延」、そして混雑時にルータのバッファで待たされる「キューイング遅延」が主要因です。
  • 品質への影響:
    • キューイング遅延が大きくなりすぎると、音声の遅れや途切れ(パケットロス)が発生し、通話品質が著しく低下します。
重要語句
用語解説・特徴
キューイング (Queueing)ルータ等のバッファにパケットを一時的に溜めて、送信の順番待ちをさせる処理。混雑時に遅延の原因となる。
伝送遅延信号が物理的な通信回線を伝播する際にかかる時間的遅れ。距離に比例して長くなる。
パケットロス回線の混雑やバッファ溢れなどにより、データ(パケット)が目的地に届かずに途中で破棄される現象。
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