出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
図は、総費用、直接費及び間接費を表す一般的な工期・建設費曲線を示す。この曲線について述べた次の二つの記述は、$\boxed{ }$。
A 曲線aは、直接費と間接費を合わせた総費用を表し、曲線aが最小となる点xにおける工期は、最適工期を示す。
B 曲線bは直接費を表し、一般に、工期の短縮に伴って増加する。曲線cは間接費を表し、一般に、工期が長くなるに従ってほぼ直線的に増加する。

| ① | Aのみ正しい |
| ② | Bのみ正しい |
| ③ | AもBも正しい |
| ④ | AもBも正しくない |
正解 3
曲線bは、直接費を表し、ノーマルタイムで最小(ノーマルコスト)となる。
曲線cは、間接費を表し、工期が長くなるほどほぼ直線的に増加する。
曲線aは、曲線bと曲線cを足し合わせた総費用となる。点xは、総費用が最小になる最適工期を表す。
ポイント
- 工期短縮と費用のトレードオフ: 工期を短縮しようとすると直接費(急ぎの作業や人件費など)が増加し、逆に工期を長くしすぎると現場管理費などの間接費が増加するため、両者を合わせた総費用が最小になる「最適工期」の選定が重要になります。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| 最適工期 | 直接費と間接費の合算である総費用が最小限となる工期。 |
| クラッシュタイム / クラッシュコスト | 限界まで工期を短縮したときの日数(タイム)と、それに要する費用(コスト)。 |
| ノーマルタイム / ノーマルコスト | 通常のペースで施工した場合の標準的な工期と費用。 |
技術及び理論.png)
