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【技術】《端末設備の技術》(R2-第2回-問2(4))無線LANについて

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

無線LANについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A 無線LANのネットワーク構成には、無線端末どうしがアクセスポイントを介して通信するインフラストラクチャモードと、アクセスポイントを介さずに無線端末どうしで直接通信を行うアドホックモードがある。
B IEEE802.11標準の無線LANにおける隠れ端末問題の解決策として、アクセスポイントは、送信をしようとしている無線端末からのCTS信号を受信するとRTS信号をその無線端末に送信するといった手順を採っている。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
解答 1

Aについて:
無線LANのネットワーク構成は大きく2つに分けられます。一つは、無線端末がアクセスポイントを介して通信する「インフラストラクチャモード」。これは、オフィスや家庭など、多くの端末が接続される環境でよく使用されます。もう一つは、アクセスポイントを介さずに端末同士が直接通信する「アドホックモード」です。したがって、Aの記述は正しい。

Bについて:
隠れ端末問題は、無線LANの通信環境で発生する問題の一つで、ある端末が他の端末の通信状態を検知できないためにデータの衝突が起こることを指します。この問題の解決策として、無線端末がデータを送信する前にRTS(Request To Send)信号をアクセスポイントに送信します。アクセスポイントはこの信号を受け取ると、CTS(Clear To Send)信号をその端末に返信します。したがって、Bの記述の「送信をしようとしている無線端末からのCTS信号を受信するとRTS信号をその無線端末に送信する」という部分は誤りです。

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