問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
IEEE802.aeとして標準化されたWAN用の$\boxed{ }$の仕様では、信号光の波長として850ナノメートルの短波波長が用いられ、伝送媒体としてマルチモード光ファイバが使用される。
| ① | 10GBASE-EW |
| ② | 10GBASE-LR |
| ③ | 10GBASE-SR |
| ④ | 10GBASE-SW |
| ⑤ | 1000BASE-SX |
正解 3
IEEE 802.ae(一般に10GBASE-R、10GbEの光ファイバ規格として知られています)において、波長850ナノメートルの短波長光を用い、伝送媒体としてマルチモード光ファイバを使用する仕様は 10GBASE-SR です。
- 10GBASE-SR(③): 850nmの短波長帯を使用し、マルチモード光ファイバで比較的近距離(最大300m程度)の高速伝送を行う仕様です。
- 10GBASE-LR(②): 1310nmの長波長帯を使用し、シングルモード光ファイバで長距離伝送を行う仕様です。
- 10GBASE-SW / EW(①、④): WAN PHY(SONET/SDHとの互換性を持つレイヤ)に対応した10GBASEの規格です。
- 1000BASE-SX(⑤): 1ギガビットイーサネット(1000BASE)における短波長・マルチモード用の規格です
ポイント
- 10GBASE-SRの特徴:
- 伝送媒体: マルチモード光ファイバ(MMF)
- 光の波長: 850nm(短波長)
- 主な用途: データセンターや構内(フロア間など)の比較的短い距離を結ぶための10GbE規格。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
|---|---|
| IEEE 802.3ae | 10ギガビット・イーサネット(10GbE)を光ファイバなどで実現するための標準規格。 |
| マルチモード光ファイバ (MMF) | コア径が比較的太く、複数のモード(光の経路)で光を伝送するため、近距離の通信に適した光ファイバ。 |
| 短波長光 (850nm) | VCSEL(面発光レーザー)などの光源がよく用いられる、比較的波長の短い光。 |

