出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
永久磁石で発生する磁界を利用する$\boxed{ }$型のアナログ式テスタは、電流目盛の目盛間隔が一定(平等目盛)であるため指示値が読み取りやすく、電池などの直流電源を用いた回路の電流測定に適している。
| ① | 可動鉄片 |
| ② | 熱電 |
| ③ | 静電 |
| ④ | 電流力計 |
| ⑤ | 可動コイル |
正解 5
可動コイル型のアナログ式テスタは、永久磁石の磁界の中に配置されたコイルが電流によって回転する原理に基づいている。電流が流れるとコイルに電磁力が発生し、この電磁力と永久磁石の磁界との相互作用によってコイルが回転する。この回転の角度が電流の大きさに比例するため、目盛が平等になる。この特性が、電流目盛の目盛間隔が一定となる理由である。
ポイント
- 平等目盛(リニア目盛):
- 可動コイル型計器の目盛りは、入力電流に対して指針の振れが比例するため、目盛間隔が均等(平等目盛)になります。
- 他の計器との違い:
- 可動鉄片型などは非平等目盛(目盛の間隔が均等ではない)になりやすく、交流測定や高周波などで使い分けられます。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| 可動コイル型計器 | 永久磁石の磁界と可動コイルの相互作用を利用した計器。平等目盛が得られ、直流測定に向く。 |
| 平等目盛 | 目盛の間隔が全域にわたって均等である目盛のこと(リニア特性)。 |
| 可動鉄片型計器 | 磁化された鉄片同士の反発力を利用する計器。主に交流の測定に用いられ、目盛は二乗目盛(不等目盛)になる。 |
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