問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおいて、一つの物理コネクション上に複数のデータリンクコネクションが設定されている場合、個々のデータリンクコネクションの識別を行うために用いられる識別子は、$\boxed{ }$といわれ、SAPIとTEIから構成される。
| ① | LAPB |
| ② | VPI |
| ③ | DLCI |
| ④ | HDLC |
| ⑤ | DNIC |
正解 3
ISDNの基本ユーザ・網インタフェースでは、物理的な接続上で複数のデータリンク接続を同時に持つことができる。このような複数の接続を区別するための識別子をDLCIと呼ぶ。DLCIは、LAPDというレイヤ2のプロトコルで使用されるもので、それぞれのデータリンク接続を独立して情報を転送するために利用される。
DLCIは、LAPDフレーム内のアドレスフィールドに存在し、2つの部分から成り立っている。一つはサービスアクセスポイント識別子(SAPI)という部分で、もう一つは端末終端点識別子(TEI)という部分だ。これら2つの組み合わせによって、複数のデータリンク接続を一意に識別することができる。
ポイント
- ISDNにおける複数のデータリンクコネクション:
- 一つの物理コネクション上で複数のデータリンクコネクションを設定する場合、個々の識別を行うために DLCI が用いられる(フレームリレーなどでも共通の概念)。
- 構成要素:
- SAPI(Service Access Point Identifier)と TEI(Terminal Endpoint Identifier)の組み合わせによって構成される。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| DLCI (Data Link Connection Identifier) | フレームリレーやISDNのパケット通信などにおいて、データリンク層の論理コネクションを識別するための識別子。 |
| SAPI | サービスアクセスポイント識別子。レイヤ2のサービスの種類(レイヤ3プロトコル種別など)を識別する。 |
| TEI | 端末エンドポイント識別子。同一バス上の複数の端末(TE)を個別に識別するための番号。 |

