【技術】《総合デジタル通信》(R4第1回-問3(2))レイヤ1について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ISDN基本ユーザ・網インタフェースのレイヤ1では、複数の端末が一つのDチャネルを共用するため、アクセスの競合が発生することがある。Dチャネルへの正常なアクセスを確保するための制御手順として、一般に、$\boxed{   }$といわれる方式が用いられている。

①エコーチェック
②優先制御
③CSMA/CD
④フレーム同期
⑤X.25
正解 1

ISDNの基本ユーザ・網インタフェースにおけるDチャネルは、複数の端末が共有する通信路である。このため、複数の端末が同時にDチャネルにアクセスしようとすると、信号の衝突が発生する可能性がある。このような衝突を防ぐための制御手順として、エコーチェック方式が採用されている。

エコーチェック方式では、端末がDチャネルに信号を送出する際、その信号はNT(ネットワーク終端)内でDエコーチャネル、別名Eチャネルとして端末に戻される。端末は、送出した信号と戻ってきた信号を比較することで、信号の衝突が発生しているかどうかを判断する。もし、送出した信号と戻ってきた信号が異なる場合、それは信号の衝突が発生していることを示す。

このように、エコーチェック方式は、信号の衝突を検出し、それを回避するための効果的な手段として用いられている。

ポイント

  • Dチャネルのアクセス制御: 複数の端末が共通のDチャネルを使用する際、バス上の競合を防ぐための調停手順。
  • エコーチェックの仕組み: 各端末は、自分が送信した信号と網から返ってくるエコー(受信信号)を監視し、他の端末の送信と衝突していないかを確認しながらアクセスの制御を行う。

重要用語

用語解説・特徴
エコーチェックISDNのバス型配線(レイヤ1)において、Dチャネルへの送信競合を回避するために網からのエコーを監視して送出権を制御する仕組み。
優先制御メッセージの種別(優先順位)に応じて、Dチャネルへのアクセス順序を制御する方式。
S/T点バスISDN基本インターフェースにおいて、網終端装置(NT1)と複数の端末を接続するバス型の配線構成。
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