【技術】《端末設備の技術》(R4-第1回-問1(5))外部からの誘導ノイズ対策

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

既設端末設備における外部からの誘導ノイズ対策としては、接地されていない高導電率の金属で電子機器を完全に覆う$\boxed{   }$などが用いられる。

アクティブシールド
静電シールド
コモンモードチョークコイル
ハイパスフィルタ
電磁シールド
正解 5

外部誘導ノイズに対する対策としては、設置されていない高導電率の金属で電子機器を完全に覆う電磁シールドなどが用いられる。

電気シールド

①電磁シールド
電磁波の影響を防ぐためのシールド。金属板で覆い静電の影響を削除するとともに、電磁波による磁界を渦電流により削除するために、渦電流の流れやすい銅などが使われる。

②静電シールド
自分と異なる電位をもつ物体が周囲にあると静電気的な結合によって影響を受け、電位変動は交流ノイズになる。この電気力線を金属で遮断し、接地することで電位を固定する。

③磁気シールド
近くのトランス、スピーカなどとの電磁結合によって生じる磁束の影響を防ぐためのシールド。磁力線を遮るために、高透磁率の材料を閉じた磁気回路を形成するように配置し、材料にはある程度の厚みを要する。

ポイント
  • 各種シールド対策の特徴:
    • 電磁シールド: 高導電率金属でカバーすることで電磁波ノイズを物理的に遮蔽する(必ずしも接地を必須としない)。
    • 静電シールド: 電界による静電誘導を防ぐ。金属を接地(アース)することが必須条件。
  • 伝送線路のノイズ対策素子:
    • コモンモードチョークコイル: 2線に共通して生じるコモンモードノイズの除去に効果的。
重要用語
用語解説・特徴
電磁シールド高導電率の金属筐体等で電子機器を覆い、外部からの有害な電磁波ノイズを遮蔽する技術。
静電シールド導体を接地することにより、外部電界による静電誘導を防止するシールド構造。
コモンモードチョークコイル往復の電線に生じる逆相の信号電流は通し、同相のノイズ電流に対して高いインピーダンス(抵抗)を示してノイズを抑制する部品。
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