【基礎】《電気回路》(H30-第2回-問1(1))合成抵抗

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

図に示す回路において、抵抗$R$が6オームであるとき、端子a-b間の合成抵抗は、$\boxed{   }$オームである。

30-2-1-1
9
12
15
18
21
正解 2
30-2-1-1A

正方形の回路に注目すると、上半分と下半分の回路は平衡している。
よって、図の×印の抵抗$R$は無視できる。

あとは、抵抗$4R$と抵抗$2R$、抵抗$4R$の並列抵抗を求めて、抵抗$R$の直列抵抗を考えればよい。

$$ \frac{1}{R’} = \frac{1}{4R} + \frac{1}{2R} + \frac{1}{4R}$$

$$ R’ = R$$

よって、全体の抵抗は、以下となる。

$$ R + R = 2R = 2 \times 6 = 12 [\Omega]$$

ポイント
  • 回路の対称性を探す: 複雑な抵抗格子回路では、上下・左右の対称性から「等電位(電圧の差がない点)」を見つけることが最優先です。
  • 無効抵抗の除去: ブリッジの平衡条件と同様に、両端の電位が等しい抵抗には電流が流れないため、計算から切り離して回路を単純化します。
重要用語
用語解説
合成抵抗複数の抵抗を組み合わせて接続した回路全体を、1つの抵抗としてみなしたときの抵抗値のこと。
並列接続複数の抵抗の端子同士をそれぞれまとめて接続する方法。各ルートにかかる電圧が等しくなる。
等電位回路中で電気的な位置(電位)が等しい状態のこと。等電位の2点間に抵抗を接続しても電流は流れない。
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