問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
図に示す回路において、抵抗$R$が6オームであるとき、端子a-b間の合成抵抗は、$\boxed{ }$オームである。

| ① | 9 |
| ② | 12 |
| ③ | 15 |
| ④ | 18 |
| ⑤ | 21 |
正解 2

正方形の回路に注目すると、上半分と下半分の回路は平衡している。
よって、図の×印の抵抗$R$は無視できる。
あとは、抵抗$4R$と抵抗$2R$、抵抗$4R$の並列抵抗を求めて、抵抗$R$の直列抵抗を考えればよい。
$$ \frac{1}{R’} = \frac{1}{4R} + \frac{1}{2R} + \frac{1}{4R}$$
$$ R’ = R$$
よって、全体の抵抗は、以下となる。
$$ R + R = 2R = 2 \times 6 = 12 [\Omega]$$
ポイント
- 回路の対称性を探す: 複雑な抵抗格子回路では、上下・左右の対称性から「等電位(電圧の差がない点)」を見つけることが最優先です。
- 無効抵抗の除去: ブリッジの平衡条件と同様に、両端の電位が等しい抵抗には電流が流れないため、計算から切り離して回路を単純化します。
重要用語
| 用語 | 解説 |
| 合成抵抗 | 複数の抵抗を組み合わせて接続した回路全体を、1つの抵抗としてみなしたときの抵抗値のこと。 |
| 並列接続 | 複数の抵抗の端子同士をそれぞれまとめて接続する方法。各ルートにかかる電圧が等しくなる。 |
| 等電位 | 回路中で電気的な位置(電位)が等しい状態のこと。等電位の2点間に抵抗を接続しても電流は流れない。 |

