PR

【技術】《接続工事の技術(Ⅱ)》(R1第2回-問10(1))光ファイバ損失試験の方法について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

JIS C 6823:2010光ファイバ損失試験方法に規定する測定方法などについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A 光ファイバの損失試験方法には、カットバック法、挿入損失法、OTDR法及び損失波長モデルの四つがあり、このうちカットバック法、挿入損失法及びOTDR法はシングルモード光ファイバだけに適用される。
B OTDR法において、短距離測定の場合は、最適な分解能を与えるために、短いパルス幅が必要であり、長距離測定の場合は、非線形現象の影響のない範囲内でピークパワーを大きくすることによってダイナミックレンジを大きくすることができる。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
解答 2

Aの記述に関して、カットバック法、挿入損失法、OTDR法は、シングルモード光ファイバだけでなく、マルチモード光ファイバにも適用される測定方法である。したがって、Aの記述は正しくない。

Bの記述に関して、OTDR法の特性として、短距離測定の場合には短いパルス幅が必要であり、長距離測定の場合には非線形現象の影響を避けるためにピークパワーを増加させることでダイナミックレンジを拡大することができる、というのは正しい。

タイトルとURLをコピーしました