出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるポイント・ツー・マルチポイント構成の特徴などについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{ }$。
A バス配線上にモジュラジャックが複数ある場合、全てのモジュラジャックを終端抵抗付きのものとする必要がある。
B ファントムモードの給電には、T線及びR線とは別の空き心線が用いられる。
| ① | Aのみ正しい |
| ② | Bのみ正しい |
| ③ | AもBも正しい |
| ④ | AもBも正しくない |
正解 4
ISDN基本ユーザ・網インタフェースのポイント・ツー・マルチポイント構成に関する特徴について以下の点が挙げられる。
- バス配線上にモジュラジャックが複数存在する場合、終端のモジュラジャックのみを終端抵抗付きのものとする。中間のモジュラジャックに終端抵抗は不要である。したがって、記述Aは正しくない。
- ファントムモードの給電に関して、T線及びR線自体が給電のために使用される。別の空き心線を使用するわけではない。したがって、記述Bも正しくない。
ポイント
- 終端抵抗の配置:
- 信号の反射を抑えるため、バス配線の最終端にのみ終端抵抗を接続します。途中のジャックには不要です。
- ファントムモード給電:
- 信号線(T線・R線などの送受信ペア線)を活用して、信号と電力を同時に送る給電方式です。
重要語句
| 用語 | 解説・特徴 |
| 終端抵抗 | 伝送路の末端で信号の反射を防ぎ、通信品質を維持するために取り付ける抵抗器。 |
| ファントムモード給電 | 信号線(ペア線)の中点電位を利用して、データ通信と電力供給を同時に行う方式。 |
| スペアペア給電 | 信号線とは別に用意された予備の心線(空き心線)を使って端末へ給電する方式。 |
技術及び理論.png)
