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【技術】《トラヒック理論》(R4第1回-問5(3))出回線数

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ある会社のPBXにおいて、外線発信通話のため発信専用の出回線が5回線設定されており、このときの呼損率は0.03であった。1年後、外線発信時につながりにくいため調査したところ、外線発信呼数が1時間当たり66呼で1呼当たりの平均回線保留時間が2分30秒であった。呼損率を0.03以下にするためには、表を用いて求めると、少なくとも$\boxed{   }$回線の出回線の増設が必要である。

4-1-5-3
1
2
3
4
5
解答 2

外線発信呼数C = 66[呼]、1呼当たりの平均回線保留時間が2分30秒より、呼量a[erl]は以下となる。

$$a = 66 \times 150 \div 3600 = 2.75 [erl]$$

現在の設定している呼量は、表より1.26[erl]を超え1.88[erl]以下である。

呼量2.75[erl]に対して呼損率0.03を保つための必要回線数は、表より呼損率B = 0.03を下に見ていき、n = 7のとき呼量2.75[erl]以上の3.25になることから、最低限必要回線数はn = 7となり、あと2回線増設すればよい。

4-1-5-3A
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