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【技術】《総合デジタル通信》(R3第2回-問3(4))呼制御シーケンスについて

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

図は、ISDN基本ユーザ・網インタフェースの回線交換呼におけるデータ転送からRELCOMPまでの一般的な呼制御シーケンスを示したものである。図中のXの部分のシーケンスについては、$\boxed{   }$チャネルが使用される。

3-2-3-4
16キロビット/秒のD
16キロビット/秒のB
32キロビット/秒のD
32キロビット/秒のB
64キロビット/秒のD
64キロビット/秒のB
解答 1

ISDN(Integrated Services Digital Network:統合デジタル通信網)には主に二つのチャネルが存在します。

  • Bチャネル(Bearer): 通常、音声やビデオ、その他のユーザーデータの伝送に使用される。通常、Bチャネルの伝送速度は64キロビット/秒です。
  • Dチャネル(Delta): シグナリングや制御の目的で使用される。Dチャネルの伝送速度は変動することがありますが、一般的な速度は16キロビット/秒や64キロビット/秒です。

ISDNの端末が通信を行う場合、その呼制御は16kbit/sのDチャネルにより行われ、その後64kbit/sのBチャネルでユーザによる回線交換の通信が行われる。通信(データ転送)終了後、呼の解放の制御(DISC、REL、REL COMP)もやはり16kbit/sのDチャネルで行われる。

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