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【基礎】《伝送技術》(R2-第2回-問5(3))アナログ伝送における回線雑音について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

アナログ伝送における回線雑音には、ケーブル心線間の電磁結合や静電結合あるいはフィルタ特性によって生ずる漏話雑音、信号電力の大きさとは無関係に生ずる$\boxed{   }$などがある。

熱雑音
量子化雑音
ジッタ
補間雑音
ワンダ
解答 1

雑音(アナログ伝送)

通常の電気通信回線では、送信側で信号を入力しなくても受信側で何らかの信号が現れる雑音が発生する。

(1)熱雑音(白色雑音:ホワイトノイズ)
回路素子中で自由電子が熱運動をするために生じる雑音。一般に、全周波数対して一様に雑音が分布する。自然界に存在し、原理的に避けることができない。

(2)漏話雑音
漏話現象により生じる雑音。

(3)誘導雑音
電力線など外部からの誘導作用によって生じる雑音。

(4)相互変調雑音(準漏話雑音)
多重信号が増幅器フィルタなどの非直線素子を通る場合に他のチャネル信号との相互干渉から生じる雑音。

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