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【基礎】《電気回路》(R3-第2回-問1(3))抵抗とコンデンサの直列回路の時定数

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

抵抗とコンデンサの直列回路において、抵抗の値を2倍にし、コンデンサの静電容量を$\boxed{   }$倍にすると、回路の時定数は6倍になる。

$\frac{1}{12}$
$\frac{1}{3}$
$\sqrt{3}$
3
20
解答 4

時定数:$\tau = RC$
$6 = 2 \times C$
$C = 3$

時定数

時定数とは、どのくらいの時間で平衡状態に達するの目安になる値です。
RL回路とRC回路で時定数の値は変わってきます。

(1)RL直列回路

3-2-1-3A3-2-1-3B

 

 

 

 

RL直列回路のSWを入れた瞬間の電流は右図のような波形を描きます。
RL直列回路の時定数は、以下となります。
時定数:$\tau = \frac{L}{R}$

(2)RC直列回路

3-2-1-3C3-2-1-3D

 

 

 

 

RC直列回路のSWを入れた瞬間の電流は右図のような波形を描きます。
RC直列回路の時定数は、以下となります。
時定数:$\tau = RC$

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