オームの法則
電流の強さは電圧に比例し、電気抵抗に反比例する
$$E = I R$$
$E$ : 電圧 [V] $I$ : 電流 [A] $R$ : 抵抗 [Ω]
発見者:ゲオルク・ジーモン・オーム(ドイツ:1789-1854)
電気をあらわすオームの法則
オームはオームの法則を1826年に発表したが、当時電気は馴染みがないもので、15年間も否定され無視されていた。やがてフランスの科学アカデミーを通じて、イギリスの学者たちに知られ、1841年に王位協会の最高栄誉であるコブリ賞を受賞した。
電気は、水の流れにたとえるとわかりやすい。高い所の水が管を通って低いほうへ流れていく様子をイメージできる。水の高さが電圧、水の流れが電流、管の太さが水の流れを妨げる抵抗になる。すると、電流は水の高さが高い(電圧が高い)ほど水が激しく流れ、管が太い(抵抗が低い)ほど多く水が流れるとイメージできる。
電気を考えるときは、電圧・電流・抵抗、この3者が常にベースとなる。