【技術】《情報セキュリティ技術》(R3第2回-問6(3))攻撃手法について

出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ICカードに対する攻撃手法の一つであり、ICチップの配線パターンに直接針を当てて信号を読み取る攻撃手法は、一般に、$\boxed{   }$といわれる。

①ブルートフォース攻撃
②スマーフ攻撃
③グリッチ
④プロービング
⑤リバースエンジニアリング
正解 4

ICカードやICチップは、情報を電子的に保存・処理するためのデバイスである。これらのデバイスには、さまざまな攻撃手法が存在する。

  • ブルートフォース攻撃:繰り返し試行することでパスワードや暗号を解読する攻撃。
  • スマーフ攻撃:ネットワークに大量の不正なパケットを送信し、サービスを停止させる攻撃。
  • グリッチ:電圧やクロックの異常を利用してデバイスの動作を不正に変更する攻撃。
  • プロービング:ICチップの配線パターンに直接針を当てて信号を読み取る攻撃。この手法は、ICチップの内部構造や動作を解析するために使用される。
  • リバースエンジニアリング:製品やソフトウェアの解析を行い、その機能や設計を逆算する手法。

この問題の文脈から、ICチップの配線パターンに直接針を当てて信号を読み取る攻撃手法として「プロービング」が最も適している。

ポイント
  • プロービングの特徴:
    • ICチップの内部構造に直接物理的なプローブ(探針)を接触させる侵入型の攻撃です。
  • 耐タンパー性:
    • ICカードなどは、このような物理的解析や不正な覗き見(プロービング等)から内部データを保護するための仕組み(耐タンパー性)を備えています。
重要語句
用語解説・特徴
プロービングICチップの配線に直接針を当てて、内部の信号やデータを不正に読み取る物理攻撃手法。
グリッチ攻撃電圧やクロックを一時的に変動させてハードウェアの誤動作を引き起こす攻撃。
耐タンパー性装置やICチップの内部情報を物理的な解析や不正改造から保護する性能・性質。
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