出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
ネットワークを構成する機器であるレイヤ2スイッチは、受信したフレームの$\boxed{ }$を読み取り、アドレステーブルに登録されているかどうかを検索し、登録されていない場合はアドレステーブルに登録する。
| ① | 宛先IPアドレス |
| ② | 送信元IPアドレス |
| ③ | 宛先MACアドレス |
| ④ | 送信元MACアドレス |
| ⑤ | マルチキャストアドレス |
正解 4
レイヤ2スイッチ(またはデータリンク層のスイッチ)は、MACアドレスを基にフレームの転送を行う機器である。
- スイッチがフレームを受信すると、そのフレームの送信元MACアドレスを読み取る。
- 次に、スイッチのアドレステーブル(MACアドレステーブル)を検索して、その送信元MACアドレスがすでに登録されているかどうかを確認する。
- もし送信元MACアドレスがアドレステーブルに登録されていない場合、スイッチはそのMACアドレスをアドレステーブルに新しく登録する。
したがって、レイヤ2スイッチが受信したフレームから読み取るアドレスは「送信元MACアドレス」である。
ポイント
- MACアドレスの学習メカニズム:
- レイヤ2スイッチは、フレームが流入してきたポートと、そのフレームの「送信元MACアドレス」を紐づけてテーブルに記録(学習)します。
- 転送時の処理:
- 受信したフレームの「宛先MACアドレス」がテーブルにあれば該当ポートへ転送し、なければ(ユニキャストであって未登録の場合やブロードキャスト等の場合)受信ポート以外のすべてのポートへフラッディング(転送)します。
重要語句
| 用語 | 解説・特徴 |
| レイヤ2スイッチ | OSI参照モデルのデータリンク層で動作し、MACアドレスを基にフレームのスイッチング(転送)を行うネットワーク機器。 |
| 送信元MACアドレス | フレームを送信した機器のハードウェアアドレス。L2スイッチの学習機能で使われる。 |
| MACアドレステーブル | L2スイッチが保持する、MACアドレスと接続ポートの対応表(ブリッジテーブル)。 |
技術及び理論.png)
