【技術】《トラヒック理論》(R3第1回-問5(5))レイヤ2スイッチについて

出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ネットワークを構成する機器であるレイヤ2スイッチは、受信したフレームの$\boxed{   }$を読み取り、アドレステーブルに登録されているかどうかを検索し、登録されていない場合はアドレステーブルに登録する。

宛先IPアドレス
送信元IPアドレス
宛先MACアドレス
送信元MACアドレス
マルチキャストアドレス
正解 4

レイヤ2スイッチ(またはデータリンク層のスイッチ)は、MACアドレスを基にフレームの転送を行う機器である。

  • スイッチがフレームを受信すると、そのフレームの送信元MACアドレスを読み取る。
  • 次に、スイッチのアドレステーブル(MACアドレステーブル)を検索して、その送信元MACアドレスがすでに登録されているかどうかを確認する。
  • もし送信元MACアドレスがアドレステーブルに登録されていない場合、スイッチはそのMACアドレスをアドレステーブルに新しく登録する。

したがって、レイヤ2スイッチが受信したフレームから読み取るアドレスは「送信元MACアドレス」である。

ポイント
  • MACアドレスの学習メカニズム:
    • レイヤ2スイッチは、フレームが流入してきたポートと、そのフレームの「送信元MACアドレス」を紐づけてテーブルに記録(学習)します。
  • 転送時の処理:
    • 受信したフレームの「宛先MACアドレス」がテーブルにあれば該当ポートへ転送し、なければ(ユニキャストであって未登録の場合やブロードキャスト等の場合)受信ポート以外のすべてのポートへフラッディング(転送)します。
重要語句
用語解説・特徴
レイヤ2スイッチOSI参照モデルのデータリンク層で動作し、MACアドレスを基にフレームのスイッチング(転送)を行うネットワーク機器。
送信元MACアドレスフレームを送信した機器のハードウェアアドレス。L2スイッチの学習機能で使われる。
MACアドレステーブルL2スイッチが保持する、MACアドレスと接続ポートの対応表(ブリッジテーブル)。
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