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【技術】《接続工事の技術(Ⅰ)》(R1第2回-問7(3))デジタルボタン電話の配線工事について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

日本電線工業会規格(JCS)で規定されているエコケーブルの対燃性ポリエチレンシース屋内用ボタン電話ケーブルを用いたデジタルボタン電話の配線工事などについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A 多湿な状況下での配線工事において、ケーブルシース材料の潮解性によりケーブルの表面に水滴が生じた場合、ケーブルの電気的特性が劣化するため、早期に張り替える必要がある。
B ケーブルシースが黄色又はピンク色に変色する現象は、ピンキング現象といわれ、これによってケーブルシース材料が分解することはなく、材料物性に変化は生じない。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
解答 2

エコケーブルは、環境に優しい材料を使用して製造されるケーブルであり、日本電線工業会規格(JCS)で規定されている。この問題では、エコケーブルの対燃性ポリエチレンシース屋内用ボタン電話ケーブルに関する2つの記述が示されている。

Aの記述は、多湿な状況下での配線工事に関するものであるが、問題文にはそのような情報は示されていない。したがって、Aの記述は正しくない。

Bの記述は、ケーブルシースの変色に関するもので、この変色をピンキング現象と呼ぶこと、そしてこの現象によってケーブルシース材料が分解することはないという情報が問題文に示されている。したがって、Bの記述は正しい。

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