【技術】《情報セキュリティ技術》(R3第2回-問6(5))セキュリティ用語について

出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

入退室管理におけるセキュリティ用語などについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A 一つの監視エリアにおいて、認証のためのICカードなどを用い、入室記録後の退室記録がない場合に再入室をできなくしたり、退室記録後の入室記録がない場合に再退室をできなくしたりする機能は、一般に、アンチパスバックといわれる。
B セキュリティレベルの違いによっていくつかのセキュリティ区画を設定することは、ハウジングといわれ、セキュリティ区画は、一般に、一般区画、業務区画、アクセス制限区画などに分類される。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
正解 1

入退室管理に関するセキュリティ用語や機能についての詳細な説明は以下の通りである。

  • A:アンチパスバックは、一つの監視エリアにおいて、認証のためのICカードなどを用いて、入室記録後の退室記録がない場合に再入室をできなくしたり、退室記録後の入室記録がない場合に再退室をできなくする機能である。この記述は正しい。
  • B:セキュリティレベルの違いによっていくつかのセキュリティ区画を設定することは、一般に「ゾーニング」と呼ばれる。ハウジングは、サーバなどの機器を特定の場所に設置・保管するサービスを指す。したがって、この記述は正しくない。

したがって、Aの記述は正しいが、Bの記述は正しくないため、正しい答えは「①Aのみ正しい」である。

ポイント
  • アンチパスバックの仕組み:
    • 「入室→退室→入室」のペアが正しく行われないと次の通行を許可しないことで、1人分のカードを複数人で使い回す不正を防ぎます。
  • ハウジングとの違い:
    • ハウジング(データセンターでのラック貸し等)と物理セキュリティの区画管理(ゾーニング)の用語の混同に注意が必要です。
重要語句
用語解説・特徴
アンチパスバックICカードの不正な貸し借りや共連れを防ぐため、入退室の順序を厳密に管理する機能。
ゾーニング (セキュリティゾーン)重要度に応じて物理的なエリアを分割し、アクセス権を持つ人だけが入れるように区切ること。
ハウジング企業が所有するサーバ等の機器を通信事業者(データセンター)の施設内に預けて設置するサービス。
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