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【技術】《情報セキュリティ技術》(R1第2回-問6(2))バイオメトリクス認証について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

バイオメトリクス認証では、認証時における被認証者本人の体調、環境などにより入力される生体情報が変動する可能性があるため、照合結果の判定には一定の許容範囲を持たせる必要がある。許容範囲は、本人拒否率と他人受入率を考慮して判定の$\boxed{   }$を設定することにより決定される。

しきい値
確率分布
3$\sigma$
標準偏差
解答 1

バイオメトリクス認証において、照合結果の判定には「しきい値」を設定することが一般的です。しきい値は、認証が成功するか失敗するかを判定するための基準となる値であり、この値を基にして生体情報の照合結果が本人であると認定されるか、他人であると認定されるかが決定されます。しきい値を高く設定すると認証の厳格性が高まり、誤認証のリスクが低くなりますが、本人であるにも関わらず認証が拒否されるリスクが高まる可能性があります。逆に、しきい値を低く設定すると認証の厳格性が低くなり、誤認証のリスクが高まる可能性があります。このため、適切なしきい値の設定が必要となります。

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