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【技術】《情報セキュリティ技術》(R1第2回-問6(3))無線LANのセキュリティについて

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

無線LANのセキュリティについて述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A WEPは通信の暗号化にAESを用いており、暗号鍵を一定時間おきに動的に更新できる。
B IEEE802.11iでは、通信の暗号化にTKIPやAESを用いること、及び端末の認証にIEEE802.1xを用いることを定めている。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
解答 2

Aの記述について: WEP (Wired Equivalent Privacy) は、無線LANのセキュリティプロトコルでありますが、通信の暗号化にAESを使用しているわけではありません。WEPはRC4暗号を使用しており、そのセキュリティの弱さが指摘されています。また、WEPは動的に暗号鍵を更新する機能を持っていません。

Bの記述について: IEEE802.11iは、無線LANのセキュリティを強化するための標準であり、通信の暗号化にTKIP (Temporal Key Integrity Protocol) やAES (Advanced Encryption Standard) を使用することができます。また、端末の認証にはIEEE802.1X認証が用いられます。したがって、Bの記述は正しいです。

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