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【技術】《ネットワーク技術》(R3-第2回-問4(2))ADSLの変調方式について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ITU-T G.992.1及びG.992.2として標準化されたADSLの変調方式は、$\boxed{   }$といわれ、帯域幅が4キロヘルツのサブキャリアを多数配置することにより広い帯域を細かく区切り、個々に独立した帯域を使用する方法が用いられている。

ATM
STM
TDM
DMT
PCM
解答 4

DMTは「Discrete MultiTone」の略で、離散マルチトーン変調とも呼ばれる方式です。この方式の特徴は、データ伝送帯域を複数のサブキャリアに分割して、それぞれのサブキャリアで独立にデータを変調・伝送することです。このため、特定の帯域に障害やノイズがあっても、他の帯域を利用してデータ伝送を続けることができるというメリットがあります。QAMは「Quadrature Amplitude Modulation」の略で、直交振幅変調という変調方式を指します。DMT方式においては、各サブキャリアでQAM方式を用いてデータを変調することで、高速なデータ伝送を実現しています。

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