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【技術】《総合デジタル通信》(R4第1回-問3(2))レイヤ1について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

ISDN基本ユーザ・網インタフェースのレイヤ1では、複数の端末が一つのDチャネルを共用するため、アクセスの競合が発生することがある。Dチャネルへの正常なアクセスを確保するための制御手順として、一般に、$\boxed{   }$といわれる方式が用いられている。

エコーチェック
優先制御
CSMA/CD
フレーム同期
X.25
解答 1

ISDNの基本ユーザ・網インタフェースにおけるDチャネルは、複数の端末が共有する通信路である。このため、複数の端末が同時にDチャネルにアクセスしようとすると、信号の衝突が発生する可能性がある。このような衝突を防ぐための制御手順として、エコーチェック方式が採用されている。

エコーチェック方式では、端末がDチャネルに信号を送出する際、その信号はNT(ネットワーク終端)内でDエコーチャネル、別名Eチャネルとして端末に戻される。端末は、送出した信号と戻ってきた信号を比較することで、信号の衝突が発生しているかどうかを判断する。もし、送出した信号と戻ってきた信号が異なる場合、それは信号の衝突が発生していることを示す。

このように、エコーチェック方式は、信号の衝突を検出し、それを回避するための効果的な手段として用いられている。

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