出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成
問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
直流電流の測定における固有誤差が±3パーセントのアナログ式テスタを用いて、5ミリアンペアの直流電流を最大目盛値が10ミリアンペアの測定レンジで測定した場合、指針が示す測定値の範囲は$\boxed{ }$ミリアンペアである。
| ① | 2.0~8.0 |
| ② | 4.7~5.3 |
| ③ | 4.85~5.15 |
| ④ | 4.97~5.03 |
| ⑤ | 4.985~5.015 |
正解 2
$$固有誤差 = 10 \times 0.03 = 0.3 mA$$
よって、
$$測定値の範囲 = 5 \pm 0.3 = 4.7 mA ~ 5.3 mA$$
ポイント
- アナログ式テスタの誤差の注意点:
- デジタルテスタとは異なり、多くの電気計測器(アナログ式)の精度・誤差は「最大目盛値(レンジのフルスケール)に対する割合」で規定されます。そのため、測定値そのものではなく、レンジの最大値から誤差の幅を計算するのが鉄則です。
重要語句
| 用語 | 解説・特徴 |
| 固有誤差 | 計測器が本来持つ許容される誤差の限界値。アナログ式ではフルスケール基準で表されることが多い。 |
| 最大目盛値 (フルスケール) | その計測器のレンジにおける最大の目盛り値。 |
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