【技術】《接続工事の技術(Ⅰ)》(R4第2回-問8(5))水平配線設備の規格について

出典:一般財団法人日本データ通信協会 電気通信国家試験センター『工事担任者試験問題』より引用・作成

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

JIS X 5150-2:2021のオフィス施設の平衡配線設備における水平配線設備の規格について述べた次の二つの記述は、$\boxed{   }$。
A チャネルの物理長さは、100メートルを超えてはならない。また、水平ケーブルの物理長さは、90メートルを超えてはならない。
B 複数利用者通信アウトレット組立品を用いる場合には、ワークエリアコードの長さは、15メートルを超えてはならない。

Aのみ正しい
Bのみ正しい
AもBも正しい
AもBも正しくない
正解 1

JIS X 5150-2:2021は、オフィス施設の平衡配線設備に関する規格を定めたものである。この規格には、オフィスの通信環境を確保するための配線の長さや条件に関する基準が定められている。

Aについて: チャネルの物理長さとは、通信の伝送路となる配線の実際の長さを指す。この長さは、信号の伝送品質を確保するために、100メートルを超えてはならないとされている。また、水平ケーブルの物理長さも、90メートルを超えてはならないと規定されている。したがって、Aの記述は正しい。

Bについて: 複数利用者通信アウトレット組立品を用いる場合、ワークエリアコードの長さは、通信の品質を確保するために、15メートルを超えてはならないとされているとの記述があるが、これは正しくない。実際の規格では、このような長さの制限は定められていない。

ポイント
  • 水平配線の長さ制限:
    • チャネルの物理長さ: 100メートル以下
    • 水平ケーブルの物理長さ: 90メートル以下
  • コード類の長さに配慮:
    • ワークエリアコードや機器コードなどを合わせたコード類の長さも含めて、全体の減衰量や信号遅延が規格内に収まるように設計する必要があります。
重要語句
用語解説・特徴
チャネルワークエリアコード、水平ケーブル、機器コード、パッチコードなどを含めた通信経路全体の総称。
水平ケーブルフロア配線盤(FD)からワークエリアの通信アウトレットまでを水平方向に結ぶ固定ケーブル。
複数利用者通信アウトレット組立品 (MUTO)オープンオフィスなどで複数のワークエリアの配線をまとめて収容・接続するための中継集合アウトレット。
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