【技術】《端末設備の技術》(R4-第1回-問1(1))デジタルコードレス電話システム

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

DECT方式を参考にしたARIB STD-T101に準拠するデジタルコードレス電話システムは、複数の通話チャネルの中から使用するチャネルを選択する場合に、他のコードレス電話機や無線設備などとの混信を防止するため、チャネルが空きかどうかを検出する$\boxed{   }$といわれる機能を有している。

①プリセレクション
②キャリアセンス
③ホットライン
④ネゴシエーション
⑤P2MPディスカバリ
正解 2

デジタルコードレス電話システムは、TDD/TDMA(時分割複信/時分割多元接続)方式である。このため発信するときに、複数ある通話チャネルから使用するチャネルを選択し、他システムの混信を防ぐ必要がある。このとき、搬送波を検知し、受信レベルを測定することで空き使用チャネルを検出する。この機能をキャリアセンスという。

①プリセレクション
ハンドセットを置いたまま外線ボタンまたは内線ボタンを押し、その後ハンドセットを取り上げるかスピーカボタンを押せば回線を捕捉できる方式

③ホットライン
ハンドセットを取り上げるだけで指定した内線を呼び出せる方式

④ネゴシエーション
接続前に相手と通信モードやプロトコルなどの情報を交換し、折衝することにより通信方式を決定することができる

⑤P2MPディスカバリ
GE-PONシステムにおいて、ユーザ側のONUが接続されると、設備センタのOLTがそれを自動的に発見し、リンクを自動的に確立する

ポイント
  • キャリアセンスの概要:「送信する前に周波数の空きを確認する(Listen Before Talk)」仕組みのことで、無線の混信防止や電波の有効利用に必須の技術です。
重要用語
用語解説
キャリアセンス電波を発射する前に周囲の周波数帯の受信レベル(キャリア)を測定し、チャネルの空き状態を調べる機能。
DECT方式1.9 GHz帯を用いるデジタルコードレス電話の国際標準規格(ARIB STD-T101として規格化)。2.4 GHz帯を使うWi-Fiや電子レンジなどとの電波干渉を受けにくいのが特徴。
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