【基礎】《伝送技術》(R1-第2回-問5(3))パルスの繰り返し周期について

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

パルスの繰り返し周期が等しいN個のPCM信号を時分割多重方式により伝送するためには、多重化後のパルスの繰り返し周期を元の周期の$\boxed{   }$倍以下となるように設定する必要がある。

$N$
$2N$
$\frac{1}{N}$
$\frac{1}{2N}$
$N^2$
正解 3

時分割多重方式とは、複数の信号を時間的に切り替えて伝送する方式で、1つの伝送路を複数のチャネルに分割して使用することができます。この方式では、各チャネルで使用する帯域幅を小さくするために、元のパルス周期よりも短い周期で再生する必要があります。そのため、多重化後のパルス周期は元の周期の1/N倍以下となるように設定する必要があります。

ポイント
  • 周波数と周期の逆数関係:多重化によって扱うデータ量(周波数・伝送速度)が $N$ 倍 になれば、パルスの間隔(周期)は $\frac{1}{N}$ に狭まります。
  • 直感的イメージ:同じ時間(1つの周期)の中に $N$ 個の信号のパルスを隙間なく並べるため、パルス1個に割り当てられる時間幅(周期)は元の $\frac{1}{N}$ 以下に小さくする必要があります。
重要用語
用語解説
時分割多重方式(TDM)1つの伝送路を時間帯(タイムスロット)ごとに細かく分割し、複数の信号を交互に割り当てて同時に伝送する方式。
パルス繰り返し周期パルス列において、隣り合うパルスが発生する時間間隔。
タイムスロット時分割多重通信において、各通信チャンネルに割り当てられる細分化された時間枠。
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