問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける参照構成について述べた次の二つの記述は、$\boxed{ }$。
A TEには、ISDN基本ユーザ・網インタフェースに準拠しているTE1があり、TE1がNT2に接続されるときのTE1とNT2の間の参照点はU点である。
B NT2は、一般に、TEとNT1の間に位置し、NT2には、交換や集線などの機能のほか、レイヤ2及びレイヤ3のプロトコル処理機能を有しているものがある。
| ① | Aのみ正しい |
| ② | Bのみ正しい |
| ③ | AもBも正しい |
| ④ | AもBも正しくない |
正解 2
A ISDN基本ユーザ・網インタフェースの参照構成では、端末の機能をTEとして総称します。ISDN専用端末はTE1として、非ISDN端末はTE2として区別されます。NT1は網側の終端に位置する装置で、TE1との間の参照点はT点と呼ばれます。一方、NT2はPBXやLANなどの装置で、TE1との間の参照点はS点と呼ばれます。したがって、Aの記述「TE1がNT2に接続されるときのTE1とNT2の間の参照点はU点である」という部分は正しくありません。
B 正しい。NT2は交換や集線などの機能を持つほか、OSI参照モデルのレイヤ2およびレイヤ3の終端機能も持っています。これはPBXやLANなどの装置に相当し、通常TEとNT1の間に設置されます。
ポイント
- ISDNの主な参照点:
- U点: 局側回線(加入者線)とNT1の間。
- T点: NT1とNT2の間。
- S点: NT2(またはNT1)とTE(端末)の間。
- NT2の役割:
- 構内における回線の交換や集線、上位層(レイヤ2・3)のプロトコル処理を行います。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| U点 | 加入者網側と網終端装置(NT1)の境界を示す参照点。 |
| S点 / T点 | ユーザ側のインタフェースにおける参照点。S点はTEとNT2の間、T点はNT2とNT1の間を指します。 |
| NT2 | PBXや構内網の制御装置などに相当し、交換・集線およびレイヤ2・3の処理を行う機能群。 |

