【技術】《端末設備の技術》(R4-第2回-問2(4))無線LANについて

問題

 次の文章の$\boxed{   }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

IEEE802.11標準の無線LANには、複数の送受信アンテナを用いて信号を空間多重伝送することにより、使用する周波数帯域幅を増やさずに伝送速度の高速化を図ることができる技術である$\boxed{   }$を用いる規格がある。

①デュアルバンド対応
②MIMO(Multiple Input Multiple Output)
③チャネルボンディング
④フレームアグリゲーション
⑤OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)
正解 2

MIMOについて:
無線LANでデータを送受信する際、通常は1つのアンテナを使って送信し、1つのアンテナで受信します。これをSISO(Single Input Single Output)といいます。しかし、MIMO技術を使うと、複数のアンテナを使って同時に異なるデータストリームを送受信することができます。これにより、同じ周波数を使いながらも、複数のデータストリームを同時に送受信することで、データの伝送速度を大幅に向上させることができる。

例えば、2つのアンテナを使って2つの異なるデータストリームを同時に送受信すると、伝送速度は2倍になる。3つのアンテナを使えば、3倍の速度でデータを送受信することができる。このように、MIMO技術はアンテナの数に比例して伝送速度を向上させることができる。

ポイント

  • MIMOの仕組み: 送信側と受信側の双方で複数のアンテナを使い、同じ周波数帯のまま異なるデータを同時に送受信(空間多重)することで、周波数帯域を広げずに高速化を実現する。
  • 適用されている規格: IEEE 802.11nやIEEE 802.11acなどで本格的に採用されている。

重要用語

用語解説・特徴
MIMO複数の送受信アンテナを用いて、空間的に異なる経路で同時にデータを送受信する無線通信技術。
チャネルボンディング隣接する複数のチャネルを束ねて、より広い帯域幅で通信を行う技術。
OFDMデータを多数の直交する細かな周波数(サブキャリア)に分割して同時に送信する変調方式。
タイトルとURLをコピーしました