問題
次の文章の$\boxed{ }$内に、選択肢の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。
10G-EPONのOLTは、同一光スプリッタ配下に10G-EPON用のONUとGE-PON用のONUを接続するために、$\boxed{ }$の異なる断片的な光信号を処理することができるデュアルレートバースト受信器を搭載している。
| ① | ONUからOLT方向の波長 |
| ② | ONUからOLT方向の通信速度と強度 |
| ③ | OLTからONU方向の波長 |
| ④ | OLTからONU方向の通信速度と強度 |
正解 2
10G-EPONのOLTに関する特性を以下のようにまとめます。
- デュアルレートバースト受信機: この受信機は、異なる通信規格やデータレートを持つデバイス間でのデータ通信をサポートするためのものです。特に、10G-EPON用のONUとGE-PON用のONUのように、異なるデータレートを持つデバイスを同一の光スプリッタ配下に接続する際に、この受信機が活用されます。
- 通信速度と強度の処理: デュアルレートバースト受信機は、異なる通信速度と光の強度を持つ断片的な光信号を処理する能力を持っています。これにより、10G-EPONとGE-PONのように異なる通信速度を持つONUからの信号を同時に受信することが可能となります。
これらの解説を基に、選択肢を考慮すると、答えは②「ONUからOLT方向の通信速度と強度」となります。デュアルレートバースト受信機は、異なる通信速度と光の強度を持つ信号を処理する能力を持っているためです。
ポイント
- 10G-EPONにおける共存技術(共存構成):
- 上り方向(ONU→OLT): デュアルレートバースト受信機により、1G/10Gの異なる通信速度および距離による異なる光強度を即座に受信処理する。
- 下り方向(OLT→ONU): 10G用波長(1577nm)と1G用波長(1490nm)をWDM(波長分割多重)で分けることで共存を実現する。
重要用語
| 用語 | 解説・特徴 |
| 10G-EPON | 上下最大10Gbps(または下り10G/上り1G)の通信速度を持つ次世代EPON規格(IEEE 802.3av)。 |
| デュアルレートバースト受信機 | 10G-EPON用OLTに搭載され、1Gbpsと10Gbpsの異なる速度および異なる強度のバースト光信号を判定・受信できる装置。 |
| OLT / ONU | OLT(Optical Line Terminal)は局舎側装置、ONU(Optical Network Unit)はユーザー宅内側装置。 |

